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07/29/2013

坊ちゃん3

Bocchankadokawa今年買った江戸てぬぐいデザインの角川文庫版。
で、また読んだ。読むたびに違う捉え方、といえば今年は会津目線の大河ドラマ「八重の桜」を見ているせいでどうしても「会津っぽ」山嵐に想いが集まるのは仕方ない。
つまり「坊ちゃん」の登場人物が江戸と明治の対立を下敷きにしているという論が素直に理解出来た。
山嵐は「会津」、坊ちゃんも旗本の出、清もまた旧幕の由緒ある家の出という敗れ去る者達(江戸)。
に対し「赤シャツ」は新政府・長州、「野だいこ」は勝ち馬に乗ろうとする多くの者達、「うらなり」は「慶喜」さらに言葉を発しない「マドンナ」は「皇」とする説もあったが・・
私達がイメージするいわゆる青春学園ドラマでない。単純な勧善懲悪ストーリーでもない。今回読んで、こんな短い小説がおそろしく重層的な色彩を持っていた事に今更ながら感動した訳です。


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こんな本を読んだ」カテゴリの記事

Comments

Generally I don't read article on blogs, however I wish to say that this write-up very forced me to check out and do it! Your writing taste has been amazed me. Thank you, very great article.

Posted by: removalist quotes | 06/15/2015 at 07:53 PM

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