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07/28/2013

坊ちゃん2

Bocchanshueisha小中学生の頃読んで妙に印象に残っているのが、坊ちゃんが「天婦羅そば」を4杯も食ったというところ。
正直言ってこの歳になっても蕎麦屋でまともに「天婦羅そば」を食べた事が無いような気がする。(「天もり」や「天丼」は大好物ですが温かい「天婦羅そば」はちょっと記憶に無い)ましてその当時「天婦羅そば」といったら蕎麦屋の店先のサンプルか駅の立ち食いの「かき揚げそば」くらいしか知らなかったはず(いや当時食べたのは「うどん」ばかりだったか・・)。
それはともかく。
次に購入したのが集英社文庫版。表紙のイラストはあきらかに勘違い。
「自己治療」としての「坊ちゃん」という解説が興味深い。もちろん漱石の「神経衰弱と狂気」に対して
この小説を書く事が漱石にとって「治療」として必要だったという論ですが、思い切り勝手に解釈して
自分(読者)のストレス解消小説の名作だと思っています。そういえば、社会人になってから「坊ちゃん」を読んだ時って、何かモヤモヤを抱えてた時にふと手にしてそのまま最後まで読んでしまった、みたいな場面だったかもしれない。生徒とは最後まで絆なんて出来ない、マドンナと坊ちゃんの恋愛描写などない、学校は結局何も変わらないのではないか?よくある青春学園ドラマのストーリーでは全くないのだが・・一気に最後まで読んでスカっとして、そしてあの最後の一行で気持ちがすっと落ち着く。だから何度も読みたくなる。これが100年以上前の小説だとは!

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