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11/19/2007

こんな本を読んだ・中野本町の家

言わずと知れた伊東豊雄さんのデビュー作・・と言っても現存しない住宅のことなど知っている方がまれか。
その昔外観の写真だけを頼りに中野本町をうろつき篠原一男作品を探しに代々木上原を回った者としてもはるか
記憶の片隅に・・とは言えあのUの字型の平面と雑誌で見たカーブした壁の向こうから伸びる人影の写った内部の写真はキリコの絵のようで衝撃的だったなあ。
そんな前衛住宅に住んだ家族の生の声を拾ったリアルなドキュメント・・これがまたおもしろい(と言ったら失礼か)。
その中で雑誌に取り上げられた自分の家が「どうしてウチが「中野本町の家」なのって思った」というくだりが妙に印象に残った。今や「どこそこ町の家」というのが住宅ジャーナリズム的にすっかり定着してしまった感があるモノの一方建て主サン側にしてみれば「自分の家(もっと言えば財産)」以外の何物でも無いわけで・・ケンチク業界側の論理による建物名称を何の気は無しに使うのはもういい加減やめた方がいいような・・
それより昔は「斉藤助教授の家」はベタ過ぎるにしても「呉羽の舎」とか「白の家」とかもうちょっと情緒的なところがあったなんて言ったら昔話に過ぎるか・・

Nakanohon

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