« 見て来ました奈良美智展 | Main | 段取り力 »

11/08/2004

こんな本を読んだ

「住まい方の演出」「住まい方の思想」・・など建築家渡辺武信氏の本(かなり古い本ですがたぶん図書館に揃っているはず・・中公新書です)はよく知られている宮脇壇さんの建築(住宅)関連の本と同様いろいろと示唆に富んでいてタメになるはず・・以前はずいぶん読ませてもらいました・・著者は映画に造詣が深く「映画好きの方」には特にお勧めです。
その著者の最近の本「住まいのつくり方」・・今回はタイトルからしてあまりにベタすぎやしませんか?・・を読んでみました。
いわく住まい造りは建築家に頼めば1棟の住宅に何十枚もの設計図を描き、施工者にミスの無いよう工事中の監理もしっかりしてくれるので一番だ・・みたいなハナシ・・建築家協会の重鎮としてのお立場からはもっともなお説でしょうが・・・日本全国で建てられている住宅にはグレードがあって(もちろん一番はケンチクカ設計の住宅で)「一番数が多くグレードの低いのが町場(マチバ)の工務店の設計(設計といえるものではなくサービスで行う間取り図作成だと)+施工で建てられている住宅だ」というくだりには思わずカチンときましたね!!住まい造りに真面目に取り組んでいる工務店はたくさんありますし、実績と経験を積んでいる分下手な設計事務所よりノウハウがあったりするもので・・逆に言わせてもらえば木造の構造はチンプンカンプンの設計者、通り一遍の図面だけであとは「イメージ」だという「デザイナー」諸子のいかに多いことかご存じないのでしょうか?・・「そういう設計士はケンチクカではないですからあ〜残念。」
まあ著者はだからケンチクカを国家認定の資格にせよ・・みたいな持論を述べておられるわけですが・・今回は立場上大大大先輩に対し僭越ながら一言申し上げさせていただきました。

|

« 見て来ました奈良美智展 | Main | 段取り力 »

住まい・インテリア」カテゴリの記事

学問・資格」カテゴリの記事

建築・デザイン」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

書籍・雑誌」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/45308/1896771

Listed below are links to weblogs that reference こんな本を読んだ:

« 見て来ました奈良美智展 | Main | 段取り力 »