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November 2004

11/15/2004

段取り力

土曜日夜のTVで講師役が新しいネタの講義するみたいな番組で見たのですが、知力学力体力・・色々あるけど今一番必要なのは「段取り力」だ・・という話には「へえ」ではなく「そうそう」の連続でしたね。
建築屋さんの業界ではよく「仕事は段取り8分ダンドリハチブ」(7分という人もいる?大げさには9分だと言ったりもする?)
要は実際に仕事(建物を造る)にかかる前に完成までの「段取り」・・必要な材料、道具と職人の手配、工事の手順・・などの予定が見えていればその工事はほとんど大丈夫・・逆に言えばこの段取り作業が一番肝心だということ・・工事着手まえに段取りをおろそかにして見切り発車で工事開始した現場はドタバタ状態になるのがいつものオチ。それを他業界ではシステムとかプログラムとかあるいはシミュレーション(はたまたイメージトレーニング?)とかいうのでしょうがここはやはり「ダンドリ」と言うのが一番しっくりきます。ずっと前例のプロジェクトXで瀬戸大橋の架橋工事のことをやっていましたが、例えば常時5000人もの人が働く現場の「段取り」となったら工事関係でケーブルの引っ張り方などはもちろん現場で働く人の食事の心配やら何からまでするわけで・・これはあくまで「段取り力」MAXの例ですが・・・・冒頭の番組ではお料理するにも「段取り力」ある人ない人などと説明していましたが・・材料揃え、下ごしらえ、調理の手順(ポイント)を押さえているかが料理の重要な勘所だと(レシピノート見てやれば出来るってもんでもない・・現場を知らない机上の理論?)・・それってほとんど建築工事そのもの(仕事するってことは多分みんな同じでしょう)ってカンジで「そうそうそう・・」と頷いて見ていた次第・・

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11/08/2004

こんな本を読んだ

「住まい方の演出」「住まい方の思想」・・など建築家渡辺武信氏の本(かなり古い本ですがたぶん図書館に揃っているはず・・中公新書です)はよく知られている宮脇壇さんの建築(住宅)関連の本と同様いろいろと示唆に富んでいてタメになるはず・・以前はずいぶん読ませてもらいました・・著者は映画に造詣が深く「映画好きの方」には特にお勧めです。
その著者の最近の本「住まいのつくり方」・・今回はタイトルからしてあまりにベタすぎやしませんか?・・を読んでみました。
いわく住まい造りは建築家に頼めば1棟の住宅に何十枚もの設計図を描き、施工者にミスの無いよう工事中の監理もしっかりしてくれるので一番だ・・みたいなハナシ・・建築家協会の重鎮としてのお立場からはもっともなお説でしょうが・・・日本全国で建てられている住宅にはグレードがあって(もちろん一番はケンチクカ設計の住宅で)「一番数が多くグレードの低いのが町場(マチバ)の工務店の設計(設計といえるものではなくサービスで行う間取り図作成だと)+施工で建てられている住宅だ」というくだりには思わずカチンときましたね!!住まい造りに真面目に取り組んでいる工務店はたくさんありますし、実績と経験を積んでいる分下手な設計事務所よりノウハウがあったりするもので・・逆に言わせてもらえば木造の構造はチンプンカンプンの設計者、通り一遍の図面だけであとは「イメージ」だという「デザイナー」諸子のいかに多いことかご存じないのでしょうか?・・「そういう設計士はケンチクカではないですからあ〜残念。」
まあ著者はだからケンチクカを国家認定の資格にせよ・・みたいな持論を述べておられるわけですが・・今回は立場上大大大先輩に対し僭越ながら一言申し上げさせていただきました。

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